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「最悪だ」 ペルー支援感謝の酒名「7.9」、すぐ撤回

2007年08月25日12時40分

 500人以上の死者を出したペルー地震を受け、ペルー政府が支援してくれた各国への感謝の印として、地酒ピスコを贈る計画を進めている。だが、地震の規模にちなんで「7.9」と名付けたところ、「不謹慎だ」と批判が噴出し、わずか1日で名称の変更を余儀なくされた。

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ペルー政府が支援国への贈答品として用意した地酒「ピスコ」のボトル。ラベルには、地震の規模にちなんで「7.9」と印字されている=AP

 ピスコはペルーの地酒で、アルコール度数40度ほどのブドウの蒸留酒。大きな被害を出した南部ピスコやイカなどの町はブドウの生産が盛んで、ピスコの名産地でもある。

 ロイター通信などによると、レイ生産相が23日の記者会見で「売り物ではなく、大統領が各国に感謝を表すものだ」と瓶を掲げてみせた。ラベルには「7.9」と大書されていた。今回の地震の規模として当初伝えられたマグニチュードの数値だ(後に8.0に訂正)。500本か1000本を製造し、「連帯と援助に永遠の感謝をあらわします」との言葉を添えて贈る予定だった。

 だが、多くの死者を出した地震を思い出させる直接的な名称に、地元紙のサイトには「最悪の名前だ」「災難を地酒の知名度拡大に利用するな」といった声が多数寄せられた。生産相は翌24日に改めて会見し、「時宜を得ない結果となった」と、名前を変更する考えを明らかにした。

 地元メディアによると、代わりに「ソリダリオ」(団結)などと名付けられることになりそうだという。

 ペルーの司法当局は24日、犠牲者519人の身元を確認したと発表した。

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