漫画流出事件の容疑者、ネット掲示板で公開予告
ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を使い、発売日前の漫画雑誌などをネットで公開した著作権法違反事件で、逮捕された会社員玉城光和容疑者(29)(大阪市大正区)ら3人が京都府警の調べに「雑誌を早く入手できるのを自慢したかった」などと供述していることがわかった。うち1人はネット掲示板「2ちゃんねる」に公開予告の書き込みをしていたことも判明した。
ほかに逮捕されたのは、アルバイト小玉健二容疑者(26)(盛岡市中太田)と、高専3年の男子生徒(17)(東京都足立区)。
調べでは、3人が公開したのは「週刊少年サンデー」(小学館)や「週刊少年ジャンプ」(集英社)に掲載された漫画家6人の作品計12点。男子生徒は3点を発売日の4日前に、小玉容疑者は6点のうち3点を前日に公開していた。遠隔地向けに早めに配送された雑誌を発売日前に売る書店もあり、府警はこうした店で入手したとみて追及する。
2ちゃんねるには、流出予定の著作物のタイトルなどが次々に書き込まれ、利用者はこれらを元に検索。入手困難な著作物を流した人物を「職人」「神」などと呼び、玉城容疑者らとみられる人物を称賛する書き込みも多数あったという。
(2007年5月19日 読売新聞)