2007年03月15日 更新

東国原知事がノリノリ“漫談”60分!「襲撃事件」裏側も暴露

ユーモアあふれるパフォーマンスを交えて60分にわたって記者会見する東国原英夫知事=14日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会

ユーモアあふれるパフォーマンスを交えて60分にわたって記者会見する東国原英夫知事=14日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会

 ヒガシ流jokeさく裂!! 宮崎県の東国原英夫知事(49)が14日、都内での講演で外国の特派員らを爆笑の渦に巻き込んだ。冒頭では英語のスピーチも披露。自身の半生から政治話まで硬軟織り交ぜてしゃべり放題の「そのまんま東ワールド」全開で、昭和61年のいわゆる「フライデー襲撃事件」のことも“内幕”を長々と暴露するほどノリまくりだった。

 「アイム ガバナー オブ ミヤザキ プリフェクチャー」(=私は宮崎県の知事です)

 “時の人”の講演会を企画することが多い日本外国特派員協会。この日招かれたのはまさに時の人、東国原知事だ。外国の駐在記者らが聴衆なだけに、冒頭では英語で自己紹介してみせた。

 「プリーズ ドント アスク シビア アンド ステューピッド クエスチョン」(=厳しい質問や下らない質問は止めてね)。その後で「アズ サム ウイークリーマガジン」(=週刊誌みたいな)と付け加えると、日本の報道陣からも失笑?が。さらに英語で「私はシュワルツェネッガー知事に例えられることがあるが、レーガン大統領の方がいい」とのジョークには拍手が起きた。

 前半の講演は日本語で行ったが、自身の生い立ちや師匠のビートたけし(60)との思い出話でも冗談を連発。次第に身ぶり手ぶりも激しくなり、話題はたけしとたけし軍団が昭和61年12月に写真週刊誌「フライデー」出版元の講談社を襲った「フライデー襲撃事件」へ。

 「ボクはイヤだった。逃げたいと思った」。講談社は江戸川乱歩賞を主催しているが、推理小説が好きな知事は「講談社を襲う」とたけしから聞き、「江戸川乱歩賞が取れなくなると思い『文芸春秋になりませんか?』と言った」とか。

 講談社には計12人で行ったが、同社のエレベーターが11人乗り。11人を乗せて自分は2台目で行こうとしたが、たけしに促されて最後に乗った。目的階でドアが開いたら自分が先頭の形になり、写真を撮られて「記事に『東、先陣を切る』と書かれた」とも。

 笑いは誘ったものの、しゃべりが乗りすぎたか時間オーバーで肝心の知事就任以後の話題にはほとんど触れられずに終了。その後の質疑で地方分権や従軍慰安婦問題などマジメな質問が飛び、ようやく“知事らしい”議論に。終了後、「下らない話が多くなった。50点くらい」と知事本人も反省気味だった。

★評価真っ二つ!「良い政治家」、「政治の話を」

 知事の爆笑講演を聞いた外国特派員らの評価は真っ二つに。芸人時代も知る仏大使館関係者は「良い政治家になったと思う。官僚的でないところがいい」。他にも「英語のジョークもベリー・グッドで、面白かった」などの声が。

 一方で、「漫才みたいだった」「政治の話をもっと聞きたかった」と残念そうに漏らす人も。同協会のデニス・ノーマイル会長は「楽しい話だったが、フライデーの話よりもうちょっと宮崎のことを話せば良かったのでは」と話していた。


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